ユニバーサルビーチ

大切にしたいユニバーサルの思想

「ハンディキャップを持った子どもたちが、車椅子でサンビーチまで来たところに出くわしました。しかし、子どもたちは波打ち際まで来ることもなく、帰ってしまったのです。そんな姿を見たとき、ぼくたちは本当にライフセーバーなんだろうかと考え込んでしまいました。」
自然から与えられる恩恵は、誰もが等しく受ける権利があります。その「誰もが」の部分をライフセーバーは大事にしていかなければならないはずなのです。試行錯誤を繰り返しながら…
1997年、大洗SLSCは「誰もが安全に楽しめるビーチづくり(バリアフリービーチ)」に取り組み始めました。地元の工務店の協力を得て、簡単な設備と機材からスタート。当時はお手本など全くない手探り状態でしたが、あえて「日本初」と名乗り実践しはじめました。まず、わたしたちはハンディキャップを持つ方々が砂浜や波うち際などで楽しめるよう水陸両用の車椅子「ランディーズ」を導入しました。このランディーズは砂浜だけでなく海水の中にも入ることができるのです。眺めるだけだった海に入れるすばらしい笑顔にたくさん出会うことができました。

さらに、ハンディキャップを持つ方優先の駐車場や専用の更衣室、スロープなどを設置しました。最初は失敗だらけでしたが、ハンディキャップを持つ方々と共につくりあげてきた地道な活動を続けながら2007年には10周年を迎えることができました。

新たなる挑戦を続けて

私たちは10周年を一つの区切りとして大洗サンビーチを「ユニバーサルビーチ」として位置づけ、新たに「ビーチフラダンス」という取り組みをはじめました。フラダンスは近年ハワイの文化や歴史の継承を目的としたコミュニケーションツールとして発展してきました。ビーチフラダンスは「誰でも、一緒に」コミュニケーションができるユニバーサルビーチならではの試みです。こうした新たな取り組みを続けながら、私たちは日本中のライフセービングクラブと連帯しながら、着実により多くの方々が気持ちよく海辺を楽しめる「浜づくり」により一層の努力をしてまいります。

茨城県のホームページにも紹介されています。


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