ユニバーサルビーチ協会は”ふるさとづくり大賞”を受賞

受賞内容は以下のとおり <朝日新聞記事はこちらから>

概要
「だれもが幸せな社会」を実現するために様々なユニバーサル事業を展開し、茨城県大洗町発「だれもがいっしょに楽しむ」人が支えるユニバーサル文化を発信し続けている。

幅広い層の支援者と自治体や観光庁、大学などと協働でシンポジウムや様々な体験事業等を実施している。

日本初ユニバーサルビーチの取組では、夏季シーズン1,350名を超える車椅子利用登録者がある。さらに 毎月定例でインクルーシブな学び場を設けるなど 「ユニバーサル」を推進している。

評価された点
・地道な活動を積み重ねてきたことにより、ふるさと大洗としての認知度が高まり、地域社会への貢献につながっている点が評価できる。
・障がい者に限定したサービスではなく、ユニバーサルな観点でまちづくりに活かし、だれもが一緒に楽しむことを目指した「ユニバーサルビーチ」を日本初で実現し、継続している点は評価に値する。

・平成9年から障がいのある方や、高齢者が自由かつ安全、快適に活動できるよう、地域が一体となってつくりあげた日本初のユニバーサルビーチの取組みである。幅広い層の支援者と自治体や観光庁、大学と協働しながら継続している点が評価できる。

・大学、行政、福祉団体、NPOなど、多様な主体による連携がうまくいっている。誰もが一緒に楽しむこ とで、心のバリアフリーを実現しようとしている点 を評価したい。2020年の東京オリンピックを前に、 今後一層、必要とされる取組みだ。

・「海水浴客の減少」といった地域の社会課題に対する取り組みから、ユニバーサルな取り組みへと活動を進化させている。市民、行政、民間企業、大学と連携し、人材育成にも注力している。補助金に頼らない組織運営に向けて法人化の推進も評価できる。