発展し続けるクラブとして
大洗SLSCは学生からシニアまで様々な立場の会員が集うクラブです。そこにはスポーツやパトロールだけのクラブを超えた広く社会に開かれたクラブの姿があります。
ライフセーバーとして社会に何を供給することができるのか。私たちのクラブは常に考え発展する組織として歩みを進めています。
クラブの基本情報
名称:大洗サーフ・ライフセービング・クラブ
ニックネーム:Oarai Club ElNino
設立:1992年
住所 :茨城県東茨城郡大洗町大貫町1212番地の57 体験活動交流センター内
活動:教育活動、福祉活動、ビーチパトロール活動、イベント協力、JLA活動、広報活動、レクリエーション、国際交流のほか、「ユニバーサルビーチ」活動を積極的に推進している。
設立経緯
社会に対して働きかけ、やがては世界を動かす…
私たちが、ここ大洗を活動の場として選んだのは地域の海を良くしたいという地元の方々の熱意を強く感じたからです。
クラブ設立より、大洗町の理解あるバックアップに加えて、地元の理解、漁師の方々の支援も心強く、クラブと大洗町、利用者の方々が三位一体となってライフセービング活動に取り組んでいます。
1997年には、全国に先駆けて通常の監視業務に加え「バリアフリー・ビーチ」を導入しました。低圧バルーンタイヤを持つランディーズ(水陸両用車椅子)の導入により、砂浜や波打ち際など、通常の車椅子では移動しにくい海水浴場の環境を、多くの方々に楽しんでいただける機会を提供することが可能になりました。この試みは試行錯誤を伴い、障害者専用の駐車場や更衣室の設置などバリアフリー・ビーチの運営に関して、実際の利用者から教えられることも多く、様々な試みの末、「バリアフリー・ビーチ」は「ユニバーサル・ビーチ」と名前を変え、2017年で20周年目を迎えました。
活動の歩み
1992
東京LSC「クラブ・エルニーニョ」設立
1993
大洗SLSC設立
大洗ウエストビーチ、1タワーパトロール
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1994
全浜パトロール(1センター、4タワー)及びセーフティ、クリーン、スポーツ各種キャンペーン
ベーシックLS講習会開始
町営プールパトロール開始
1995
全浜パトロール(タワーを6基に増設)
IRB導入
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1996
バリアフリービーチ創案
アドバンス講習会及び町営プールにて水泳教室開始
ジャパン・ボディボード・カーニバル開始
1997
日本初「バリアフリー・ビーチ」開設
水陸両用車イス設置、障がい者のためのスロープ、シャワー、トイレ設置
MTBチャレンジ開始
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1998
地元、小学校にて教育プログラム開始
オーストラリアCronulla SLSCと姉妹クラブ提携
1999
ユニバーサル・キャンペーン
ビーチワイズ作成
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2000
クラブホームページ開設
2002
ユニバーサル登録会員制度開始
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2003
水辺のユニバーサル・デザイン大賞受賞
ユニバーサル会員200名となる
シルバー・ライフセービング・プログラム開始
2004
通年自然体験学習センター”大洗海の大学”協力
2005
日大理工学部学術論文「迷子防止と早期発見について」協力
2006
教育事業エリア開設
2007
ユニバーサルビーチ開設10周年
内閣府バリアフリー化推進功労者大臣表彰奨励賞受賞
ビーチフラ開始
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2008
ビーチヨガ開始
2009
ユニバーサル・オープン・ウォーター開始
ヒッポキャンプ導入
ハワイアンマッサージ「ロミロミ」開始
国際ソロプチミスト水戸クラブ賞受賞
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2010
ビーチストレッチ開始
2011
3月11日 東日本大震災 海岸線にある施設や海岸監視に必要な備品倉庫などを消失。原発事故の風評被害も含め、海水浴客は著しく減少。
2012
クラブ創設20周年
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2013
ユニバーサルビーチクラブ設立(任意団体、会長:ジーコ足立、顧問:山田稔(茨城大学)、参与:長谷川幸介(茨城大学)、事務局:井坂美子)
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2014
津波防災築堤、ビーチセンターに関する提言書をまとめ大洗町に提言
2015
平成27年 海岸功労者一覧 功 労 者 – 全国海岸協会
ユニバーサルシンポジウムvol.1
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2016
平成27年度社会貢献者表彰受賞者 – 社会貢献支援財団
「ユニスポWAVE2106」ユニバーサルシンポジウムvol.2を企画実施
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2017
ユニバーサルシンポジウムvol.3開催。
7月「ユニスポWAVE2107」を開催
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2018
地域の活性化として取り組んでいる「ユニバーサルビーチ」の取り組みが、JTB交流文化賞優秀賞を受賞。
2019
「ユニバーサルビーチクラブ」から「ユニバーサルビーチ協会」へ活動を拡大。総務省がふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的とした「ふるさとづくり大賞」を受賞