「警報発令以降のリアル」活動報告

2019年3 月 24 日(日)開催のユニバーサルサロンにおいて、「犠牲者ゼロを目指す『警報発令以降のリアル』vol.1」を開催しました。


第 1 部 現状を知る/統括:山田稔茨城大学工学部教授
趣旨説明:山田稔茨城大学工学部教授
全国の観光防災の課題:斉藤修茨城大学工学特命教授
防災シンポジウム報告:原口弥生茨城大学人文学部教授
3・11の事例:生活環境課
大洗町防災計画:生活環境課
緊急時の消防団活動:飯田英樹 NPO 大洗海の大学理事
DAT :ZICO・足立ユニバーサル・ビーチ協会代表」
ディスカッション「ビーチの課題」
まとめ実踏計画(避難路確定)

第 2 部 身を守るために歩く統括:ZICO・足立
実踏計測:参加者全員
ドローン記録撮影:斎藤修茨城大学工学特命教授
地上記録撮影:ジャン井坂
大洗サーフ・ライフ・セービングクラブ


第 3 部 体験の共有/統括:山田稔
振り返り:参加者全員
午前の座学に引き続き、午後から実踏計画に則り、大洗サンビーチ波打ち際から大洗南中学校まで、避難経路の看板を頼りに歩き、実際にどのくらい時間を計測。ハンディを課した状況で約1.6キロは大変困難な道のりでした。

観光地が求められる防災について改めて考える契機となり、今後継続して安心安全なユニバーサルビーチでの活動のた
めに研鑽していくこととしました。

4月のユニバーサルサロンでは、vol.2 とし、緊急ユニバーサル速報…避難弱者(外国人)対策を開催します。この数年外国人利用者が急増している現状を踏まえ、津波の到達最前線であるビーチにおける避難弱者(外国人)対策を考えます。

掲示、アナウンスなど現実的な課題を想定しクリアして行くことは急務です。言語の壁により警報に気づくこと
が遅れ、避難が遅れることも考えられます。関心のある方はどなたでも参加できますので、ぜひ、ご参加ください。